白と黒のエクスタシー・ゼブラーマン

白と黒ということで、某サイトにネタとして書かせてもらった以上、ホンモノが見れるのなら見ないワケにはいかない。というわけでキャラホビ2004「テレビ版ゼブラーマン・ショー」見てまいりました。
ショー開始のアナウンスと同時に液晶ビジョンに西暦の年度が大写しになる。一気にタイムマシーンでゼブラーマン放送当時の1978年にタイムスリップしたという設定でショーは進行していく。ナレーションで当時の世相が語られる。インベーダーゲームピンクレディーそして宇宙戦艦ヤマトガッチャマンに始まったアニメブームのこと。時代は特撮ヒーローにとって冬の時代であったことなど。怪傑ズバットのことなどが語られた。
会場にゼブラーマンの主題歌が流れる。そしてステージに歌いながら水木一郎アニキの登場だ!ナマでアニキを見るのは実は初めてだったりする。Kフェスのささきいさお御大につづき初ナマアニキである。黒の上着の中にのぞくゼブラ柄のシャツに会場から歓声が上がる。
アニキがフルコーラス歌い終わると代わってノリノリの司会のおねえさん登場。お約束の「みなさ〜ん、こお〜んにぃちは〜」のごあいさつ。お約束の「声がちいさいぞぉ〜」の呼びかけにすっかり当時の子供に戻った会場から元気に声が返る。「みなさ〜ん、ゼブラーマン何曜日の何時何分にやってるか知ってますかあ〜」ここで意外な新事実が「はい、土曜夜七時三十分からですね。」そうだったのか。と、そこへしっかり横歩きのカニ怪人と戦闘員出現。当然お姉さん捕まるわけだ。カニ怪人のセリフもふるっている。「キャラホビだかなんだかしらんが形あるものは、いつか壊れるのだあ!!」そこへ「まてえ!」の声とともに一気にジャンプでステージに上る男。「あっ、あなたは十文字護さん」当然演ずるは渡洋史氏。キレのいいアクションが展開する。だが、ピンチに。そのまま拉致されステージ裏に。さあ、お姉さん危ない!そこへバイクの爆音が。遂に登場「白と黒のエクスタシーゼブラーマン!白黒つけるぜ!」会場から「おおっ!」の歓声が。「俺の背中に立つんじゃねえ!」の決め台詞とともにスクリューパンチ、スクリューキックを決める。やっぱりマーブル模様で白と黒だとスクリューということになるようだ。ゼブラーマンの活躍で怪人たちは倒された。ありがとうゼブラーマン!と、ここでショーが終わると思いきや突然♪ちゃーちゃちゃーちゃちゃら、とどこかで聞いたような宙明節が。とお姉さん「あっ!この曲は」そして現れたのは「鉄十字キラー・スパイダーマン!」腕にブレスレット、引き締まった目、それに少々汚れている。間違いない、僕らのスパイダーマンだ!「あ、あなたはスパイダーマン。水曜夜七時三十分から東京12チャンネルで放送中ですね、鉄十字団を倒すためがんばってくださいね」とお姉さんのセリフも徹底している。いやあ、涙が出そうになったね。
そして2004年に戻って、後半は水木一郎氏と渡洋史氏のトークショー。とりあえず26年後に戻ったということで「さっきと全然かわらないねえ」とか「14歳だったんですけどふけた顔で主役やってまして」とお約束のギャグから始まる。内容はTV版ゼブラーマンの主題歌について、三池監督の「本物だからなあ」というやりとりのことや「哀川翔さん、無口な方でね男は無口なのがいいと。ぺらぺらしゃべってばかりいいるのはダメなんだよね。」の言葉には会場から笑い声が。他に渡氏は当時スパイダーマンを見ていたこととかも。
そして時空戦士スピルバンのDVD発売の告知が。そこでスピルバンの話題になりアニキは主題歌を熱唱。そして東映メドレー。(アニキのセリフはこれでいいんだっけと台本をめくりあげるお約束も)マジンガーZ、バロムワン、ハーロックゼブラーマンの順。液晶ビジョンにそれぞれのキャラクターが映し出される。バロムワンのときはバロムクロスの写真も。そして今夜の24時間テレビに出演することをつげて会場を後にした。
最後はお姉さんのゼブラーマンのDVDプレミアムボックスの宣伝「みなさん限定品って言葉には弱いでしょ」のセリフが爆笑を誘った。
帰宅して、なんとなくアニメTVを見ていたらまたもアニキの姿が。今日と同じ衣装で。ゼブラーマンとベスト盤の紹介をしてた。そして24時間TV。なんだか一日中アニキの雄たけびが耳から離れない一日だった。